福岡市の西部ガスは九州大学やIHI社と共同で実証事業に取り組み、工場などから出るCO₂を回収して生成する合成メタンを主成分とする都市ガスを2025年から供給を始めると発表した、CO₂を回収して合成されたメタンを使用するため燃焼時の排出と相殺することができる。合成メタンの実用化で企業の脱炭素化につなげるのが狙いだという。
使用する電力は九州で盛んな太陽光発電の余剰電力を使い、まだ高価だと言われている合成メタンの価格を抑える努力をするという。
従来のガス供給インフラを使用できるメリットがあり、大阪ガスや東京ガスも合成メタンの事業を模索している。