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塗料を無駄にしない『超高塗着塗装システム』

久保井塗装株式会社(埼玉県狭山市・窪井要社長)は、経済産業省のGo-Tech補助金を受けて開発した『超高塗着塗装システム』を発表した。従来のスプレー塗装は塗着効率30~50%程度といわれ、半分~3分の2の塗料を無駄にしてきた。塗料の特性や塗装する製品の形状や素材によってのバラツキはあるだろうが、同社のシステムを導入することにより85%の塗着効率を実現することができ、産業廃棄物の処分費用を削減するため、廃塗料の処分で発生するCO2の削減だけでなく、サーキュラーエコノミーにも貢献できそうだ。また、塗料の購入量も抑えることができるので利益率向上にも役にたつ。

また、静電塗装ではないため、プラスチック製品の塗装に利用することもでき、グロス塗装だけでなくマット塗装やメタリック塗装にも対応可能だという。

同社の自社工場(2026年春竣工予定)にも設置し、工場見学も受け付ける方針。


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